ご挨拶
大井手クリニック
院長 大井手 弘純
平成12年に大井手クリニックを開院いたしました。
母校の順天堂大学付属順天堂医院では内科全般を研修し、その後消化器内科に入局してから13年以上にわたって消化器病学を研鑽、特に肝臓疾患を中心に研究と臨床を重ねて参りました。単に肝臓疾患といってもその原因は多岐にわたっており、特にアジアを中心にまだまだ多くの患者さんを悩ませている慢性B型肝炎、慢性C型肝炎や肝硬変、さらに女性に多い肝臓疾患,また欧米並みになってきたアルコール性肝障害や脂肪肝などがありますそれらについての診断、治療、合併症や日常生活にあげる注意点など、長年にわたる経験を生かして的確な診療情報を提供させていただけると自負しております。
また、順天堂在院中の出張先などでは胃十二指腸疾患や膵疾患、胆嚢疾患などの消化器疾患に加え、糖尿病、高血圧、高脂血症、喘息,甲状腺疾患、老人医療、人間ドックと幅広く内科全般の診断と治療に携わってまいりました。
また、健康維持におけるスポーツへの国民の関心の高さを考え、日本医師会の健康スポーツ認定医としてアドバイスすることが出来ます。昨今の医療事情を顧みますと、患者さんの立場としては高度で最新の、しかも安心感ある医療を求めた大病院指向でありますが、3時間待ちの3分診療という実状は否めない事実であります。
また、医療費の高騰から厚生省や保険機構は難病や高度救急医療については第3次医療機関である大学病院での治療を勧め、いわゆるプライマリーケアー、初期治療に関してはかかりつけ医(家庭医.ホ一ムドクター)を持つことを推奨しており、病院と診療所の間の病診連携や診療所間の診診連携の充実を図っています。
当クリニックは自宅に併設しているため、地域の皆様方のための家庭医としてお子様からお年寄りまで、様々な医療需要に応じる所存です。さらに専門外来や高度先進医療等が必要な患者さんには、順天堂医院をはじめとした医療機関をご紹介いたします。医療行為とは医師と患者さんとの間の信頼関係に基づいて初めて成り立つものであり、効果が発揮されます。私ども医師は日頃の学会活動を通じて最新の医療情報を患者さんに提供し、お互いのコミュニケーションを重視して皆様に信頼される家庭医として地域医療に邁進していく所存ですので、宜しくお願い致します。
院長の略歴
昭和59年 | 順天堂大学医学部卒 |
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昭和61年 | 消化器内科入局、大学院入学 |
平成2年 | 医学博士号取得 |
平成4年 | アメリカ・ノースカロライナ大学に留学 |
平成6年 | 帰国、保険担当責任者 |
平成7年 | 消化器内科病棟医長 |
平成8年 | 消化器内科講師 |
平成10年 | 消化器内科外来医長 |
所属学会
- 日本内科学会
- 日本消化器病学会
- 日本消化器内視鏡学会
- 日本肝臓学会
- その他
資格
- 日本内科学会認定医
- 日本肝臓学会認定肝臓専門医
- 日本医師会認定健康スポーツ医
- 日本消化器病学会専門医
- 日本医師会認定産業医
- 順天堂大学内科指導医